宮崎駿作品を観たことある人は驚異の95.9%!一番人気はどれ?
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が「宮崎駿監督の映画に関するアンケート調査」を行い、先日引退を発表した宮崎監督の長編映画作品を今までに観たことがある人は全体の95.9%であることがわかった。同アンケートは、16~69歳の男女1,251名を対象にインターネット上で実施された。
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中でも最も多くの人が観た作品は『となりのトトロ』(85.5%)で、『千と千尋の神隠し』(83.4%)、『魔女の宅急便』(78.4%)、『もののけ姫』(77.3%)、『天空の城ラピュタ』(73.8%)と続く。
「宮崎監督作品の中で最も好きなのは?」という質問に対する男性の回答は、20代以下のトップは『となりのトトロ』(11.6%)、30代のトップは『天空の城ラピュタ』(28.3%)、40代のトップは『ルパン三世 カリオストロの城』(32.5%)、50代以上のトップは『千と千尋の神隠し』(13.4%)と世代によって大きく異なる結果となった。
一方、女性の場合は50代以上の世代以外は全て『となりのトトロ』がトップ。女性50代以上のトップは男性50代以上と同じく『千と千尋の神隠し』(12.5%)となり、40代以下の男女を比べると、女性の方が好みの作品が似通っていることがわかった。なお、男性全体のトップは『ルパン三世 カリオストロの城』(17.4%)、女性全体のトップは『となりのトトロ』(22.5%)だった。
さらに「各作品をそれぞれ何回観たことがあるか」という調査では、2割以上の人が「10回以上観た」と答えた作品は『となりのトトロ』(28.2%)、『天空の城ラピュタ』(23.6%)、『風の谷のナウシカ』(20.1%)の3作品に上り、多くの人が宮崎監督の作品を何度も繰り返し観ていることが明らかになった。(編集部・中山雄一朗)