クリストファー・ノーラン、『バットマン ビギンズ』プレゼンはわずか15分弱だった!
映画『ダークナイト』シリーズで、これまでになかった新たなバットマン像を作り出したクリストファー・ノーランが、シリーズの企画のプレゼンに要した時間は、わずか15分弱であったことが明らかになった。
現地時間9月24日にアメリカで発売されたブルーレイ「ダークナイト コンプリート・トリロジー アルティメット・コレクターズ・エディション」に収録された特典映像で、ノーランが初めて米ワーナー・ブラザーズにアプローチしたときのエピソードが語られていると、Digital Spyなど複数メディアが伝えている。
ワーナーの製作責任者グレッグ・シルヴァーマンは、「クリスのプレゼンは、実に短かった。10分か15分。でも、全体像がしっかり伝わった。まさにそれこそが『バットマン ビギンズ』だった」とコメント。
さらに、ワーナーの前社長は、「クリスは部屋に入ってくるなり、僕がやりたいことはこうで、視覚的にはこう。登場人物たちのストーリーはこうで、今までのどんなスーパーヒーロー映画とも違ったものになる、と語ったよ」とノーランのプレゼンがいかに簡潔で具体的であったかを述べている。本ブルーレイの日本版は11月6日に発売される予定。(鯨岡孝子)