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ウィキリークス、ウィキリークスを題材にした映画の脚本をリーク

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映画『ザ・フィフス・エステート(原題)』のベネディクト・カンバーバッチ、ビル・コンドン監督、ダニエル・ブリュール
映画『ザ・フィフス・エステート(原題)』のベネディクト・カンバーバッチ、ビル・コンドン監督、ダニエル・ブリュール - Jeff Vespa / WireImage / Getty Images

 内部告発ウェブサイト・ウィキリークスが、ウィキリークスを題材にした映画『ザ・フィフス・エステート(原題) / The Fifth Estate』の脚本を同サイト上でリークした。本作は「SHERLOCK(シャーロック)」のベネディクト・カンバーバッチがウィキリークスの創始者であるジュリアン・アサンジを演じたことでも話題の作品で、全米公開は10月18日を予定している。

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 複数のソースから複数のバージョンの脚本を入手したというウィキリークスは、映画の完成版に最も近いという脚本を全文同サイトにアップするとともに、同作に対するウィキリークスの見解を約4,000字で表明。それによると、映画で描かれたほとんどの事柄は実際には起きておらす、映画に登場する人物も実際には登場しないといい「無責任で、誤解を招く、有害な映画」と作品を切り捨て、どこがどう違っているのかも事細かに記している。

 今回のリークに先立ち、主演のベネディクトは、撮影に入る前にアサンジ本人から「作品に出ないでほしい」という10ページに及ぶメールをもらっていたとThe Guardianにコメント。出演すべきか否かとても迷ったというが『ザ・フィフス・エステート(原題)』で取り上げられているのはアサンジの「アイデア、高潔さ、自己犠牲の精神」だと考え、「本作はあなたが成し遂げたこと、世界の関心を引いたことを僕がポジティブだと思う方法で掘り下げています」という返信を送ったと明かしていた。(編集部・市川遥)

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