婚約中の藤原竜也、ファンの前でノロケ!
5月に年上の一般人女性との年内結婚を発表した俳優・藤原竜也が30日、都内で行われた映画『ゲキ×シネ「シレンとラギ」』の舞台あいさつに登壇した。司会を務めた有村昆から「姉さん女房つながりですね」と振られるとファンから大きな拍手で祝福された藤原は、「ふとした瞬間に僕がわからないことをサクッと教えてくれたりするところは、年上の女性はすてきだなって思います」と照れくさそうに婚約者の魅力を告白。「どっちが主導権を持つわけではなく、わからないことがあれば教えあっています」と二人のパワーバランスも明かした。
同作は、劇団☆新感線の人気舞台を最新のデジタル技術で映像化する「ゲキ×シネ」シリーズ最新作。2012年に東京・大阪で上演された舞台「シレンとラギ」の映画化で、南北の王国が争いを繰り広げる中、若き剣士ラギ(藤原)と女暗殺者シレン(永作博美)の愛と運命をドラマチックに描く。
恋仲になる暗殺者を演じた永作の印象について、藤原は「皆さんが思い描いているイメージと同じで、小柄だけど舞台に立つと大きなオーラに包まれて、力のある女優さん。ずっと舞台上で一緒にいるような役だったので、個人的に支えられました」と共演を楽しんだ様子。
初参加となった劇団☆新感線の感想には「70~80公演くらいさせていただきました。身体を酷使して派手なエンターテインメントの中で多くのお客さんに観ていただいて、大変でしたけどやりがいのある舞台だったと思います」と振り返り、「それが大きいスクリーンでもう一度観てもらえることに喜びを感じます」と感激をあらわにした。
また、劇団員の古田新太といえば、先日最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」に出演していたことでも話題。舞台あいさつに同席した看板女優の高田聖子と古田の素顔についても語り、「よくお酒を飲む」「携帯電話を持っていない」などと暴露トークを展開。それでも、藤原が「良きリーダです」と敬意を込めれば、高田も「誰よりも遅くまで飲んでいるのに、誰よりも朝早くけいこに来ているんです」と古田の真摯(しんし)な姿勢を称えていた。(取材・文:中村好伸)
映画『ゲキ×シネ「シレンとラギ」』は10月5日より全国公開