ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ブラピ…超豪華話題作、ロンドンプレミア開催!
キャメロン・ディアス、ブラッド・ピット、ペネロペ・クルスといったハリウッドスターが一堂に会したリドリー・スコット監督の最新作『悪の法則』のロンドンプレミアが現地時間3日に開催された。また、ゲストとしてリドリーの盟友ともいえるシガーニー・ウィーヴァーなども来場し、今年最大の話題作ともいえる本作のお披露目に華を添えた。
ハビエル・バルデムと夫婦共演を果たしたペネロペはこの日、第2子出産後初の公の場。世界中の報道陣を前に見事なプロポーションを披露すると、本作について「リドリーとは初めての仕事だったの。ずっと彼の作品の大ファンだった。彼はとても面白くて、皮肉を交えたユーモアのセンスが最高」と監督を絶賛した。
「映画の50ページにもわたるオープニングのシーンを読んで脚本の素晴らしさがすぐにわかったわ。この作品は、俳優として本当にやりがいのある映画だった。全てのシーンには始まりと次へのつながりがあって、細かい演技をすることもできたの」と充実した撮影を振り返ったペネロペには、夫・ハビエルも完全に同意。「この作品の脚本と長回しの撮影は、俳優にとってまさにギフトだよ。リドリーはもちろん、共演者とせりふもすごい。即答で出演をOKしたよ」と出演までの経緯を明かした。
また、この日はメインキャラクターの一人を演じたマイケル・ファスベンダー、そしてリドリーも登場。『プロメテウス』に続くタッグに、リドリーは「マイケルは今の映画業界において最高の俳優だよ。2度目の仕事だが、彼の演技の才能はますます磨かれている」と褒め称えると、「このレベルのキャストを一同に集められることはまずない。入場料を払ってみる価値がある作品だよ」と夢にまで見た豪華キャストの集結に満足げだった。
本作は、“カウンセラー”と呼ばれる弁護士がちょっとした出来心で裏社会のビジネスに手を染めたことから始まる出来事を描いた心理サスペンス。恐るべき“悪の法則”を意のままに操り、登場人物たちを破滅へと導く黒幕とは誰なのか? リドリー・スコットならではの映像美にも注目の作品だ。(編集部・福田麗)
映画『悪の法則』は11月15日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開