市橋達也の逃亡劇を描く問題作、予告編が公開 衝撃の自己整形シーンも
日本中を震撼(しんかん)させたイギリス人女性英会話講師殺害事件の犯人・市橋達也の手記を基に映画化した『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』の予告編が公開され、市橋が逃げ続けるために顔を変えようとハサミを手に自ら整形を施す衝撃のシーンが明らかになった。
2007年3月26日。千葉県市川市のマンションから、一人の若い男が捜査員の追跡を振り切って逃走。部屋のベランダに置かれたバスタブからは、行方不明になっていたイギリス人女性の変死体が発見された。これが殺人犯・市橋達也の2年7か月に及ぶ逃亡生活の始まりだった。
今回公開された予告編には、行く先々で名前や顔を変え、自らが犯した決して許されることのない罪から逃げ続けた市橋の謎に包まれた逃亡生活の一部が映し出されている。ラストには、自ら手にしたハサミを唇に当て、悲痛の叫びを上げる壮絶なシーンも登場する。
主演・監督・主題歌を務めるのは、台湾を拠点に活動する日本人俳優のディーン・フジオカ。アカデミー賞外国語映画賞に輝いた映画『おくりびと』や、『闇の子供たち』など数々の作品を手掛けてきた中沢敏明がプロデューサーを務める。
なお本作は、劇場公開と同時期にネット配信を行い、どちらでも1,000円で観られるという全く新しい映画プロジェクト「1000taku」作品の一つ。さらに、同プロジェクトの公式サイトにある予告動画をFacebookやツイッターでシェアすると、新作映画としては破格の500円で観られる画期的なキャンペーンが行われている。(編集部・中山雄一朗)
映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』は11月6日よりネット配信開始、11月9日から12月6日まで全国109シネマズ・新宿ミラノにて公開