チャゲアスASKA、活動自粛へ…独断での行動に「大変遺憾」 所属事務所が決断
覚せい剤吸引疑惑が報じられた人気デュオ・CHAGE and ASKAのASKAが活動を自粛することが明らかになった。10日、所属事務所がオフィシャルサイトで発表した。
今年8月、薬物を使用する映像をもとに暴力団関係者から脅迫されていたと一部で報じられていたASKAは、9日発売の「週刊文春」に掲載されているインタビュー内で覚せい剤の使用を否定。その一方で、「アンナカ」と呼ばれる安息香酸ナトリウムカフェインを使用していたこと、暴力団関係者と付き合いがあったことを認めていた。
所属事務所は10日付の「ASKAの活動に関するご報告」と題した声明の中で、「週刊文春」に記事が掲載されることになった経緯について「ASKAは一連の報道の発端となった週刊文春の記者へ、取材ではなく個人的に話をしたいという衝動的な気持ちから連絡し、記者も取材ではないことに同意した上で自宅に招きました。結果としてこの際の会話が編集され、記事となって掲載されることとなりましたが、これは本人が承諾したものではありません」と説明。その上で、上記の経緯に同社が関与していないことを明かした。
こうしたASKAの行動、そして記事内での発言について「これまでの信頼関係を損なうものとして大変遺憾です。これらの経緯についても本人の認識が甘く、極めて不適切な行為であったと疑われても否定できません」と怒りをにじませると、「昨日、弊社代表がASKAと話し合い、一連の報道で世間をお騒がせしたことと社会的責任を踏まえ、ASKAの活動を自粛し、引き続きの健康の回復に努めることといたしました」と発表した。(編集部・福田麗)