マイケル・ダグラス、舌がんだった
咽頭がんを克服したマイケル・ダグラスが、実は舌がんだったことを告白した。
マイケル・ダグラス主演映画『ウォール・ストリート』写真ギャラリー
イギリスのトーク番組「ディス・モーニング(原題) / This Morning」に出演したマイケルは、ウソをついたのは医師のアドバイスからだったと語っている。
「診断されたのは映画『ウォール・ストリート』の大々的なプロモーション・ツアーに出る直前だった。体調が悪いから出席しないとは言えないから、がんであることを発表してしまおうと僕は言ったんだ」とマイケルは明かす。
舌がんを手術した場合、舌やあごの一部を切除することもあるため、顔面が変形する可能性がある。そのため舌がんであることが知られた場合、マイケルの顔が崩れるかもしれないとメディアが大騒ぎし、記者会見でも質問攻めになることを懸念した医師が、「咽頭がんだということにしておこう」と言ったのだそう。
マイケルは舌やあごの一部を切除せずに済み、放射線治療と化学療法でガンを克服。2011年1月にモーニングショー「トゥデイ」に出演し、がんは無くなったことを発表している。「がんは無くなったが、毎月チェックは欠かせない。完全に楽観視は出来ないと思う。これから数か月はきちんと検査を続けなければ。これまでの6か月間は本当にきつかった。がんは消えたし、このタイプのがんの性質を考えると、僕はがんに打ち勝ったと言っていいと思う」と語っていた。(澤田理沙)