ウルトラ怪獣、プリキュア、ゲームのコスプレイヤーが練り歩く!異例のカーペットイベントに観客は大盛り上がり
第26回東京国際映画祭
17日、第26回東京国際映画祭のグリーンカーペットイベントが行われ、ウルトラ怪獣にプリキュア、さらにはゲームキャラのコスプレイヤーが歩くという、国際映画祭としては異例の事態に観客は大盛り上がりだった。
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ウルトラ怪獣は、同映画祭の「円谷プロ創立50周年記念企画」の枠で登場。今年開催された「ウルトラ怪獣総選挙」で上位5位に選ばれた、宇宙怪獣・ゼットン、宇宙忍者・バルタン星人、古代怪獣・ゴモラ、幻覚宇宙人・メトロン星人、そしてコイン怪獣・カネゴンがグリーンカーペットを歩いた。「ウルトラ」シリーズきっての人気怪獣たちの集結とあって、観客は大興奮だった。
また、人気ゲーム「BAYONETTA」を劇場アニメ化した『BAYONETTA Bloody Fate』からは、女優の橋本真帆がヒロイン・ベヨネッタのコスプレ姿でグリーンカーペットを堂々と歩く一幕も。報道陣がカメラを構えると、そちらに銃を向けるというサービス精神も発揮し、大舞台で作品を猛アピールした。また、インド映画『マッキー』からはダンサーがインド風衣装でグリーンカーペットを練り歩き、こちらも強烈なインパクトを残した。
そして、真打ちとばかりに登場したのは人気アニメシリーズ最新作『映画ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』の声優&キャラクター陣。沿道に詰め掛けたファンから写真撮影やサインを求められすぎたあまり、ゲスト声優の谷原章介と主演声優の生天目仁美の二人の歩みが遅れてしまうという事態も発生。このときはスタッフの機転で事なきを得たものの、沿道の子どもたちから大声援を送られるなど、ヒートアップ。作品の人気を改めて見せつけていた。
ゲームやアニメ、特撮に代表されるようなサブカルチャーは今や世界に認められている日本の文化。日本の文化を発信することを目的とした映画祭の場で、そうしたサブカルチャーを取り上げることには確かな意義があるに違いない。(編集部・福田麗)
第26回東京国際映画祭は10月17日~25日に六本木ヒルズをメイン会場に、都内各所にて開催