能年玲奈主演で「ホットロード」が実写映画化!不良少女役に挑戦!
大ヒットドラマ「あまちゃん」でブレイクを果たした女優の能年玲奈が、伝説的少女コミックの映画化作品『ホットロード』に主演することがわかった。「あまちゃん」の純朴なイメージから一転、暴走族と付き合い不良の道を歩む少女を演じる能年は「皆さんに楽しんでいただける作品になればと毎日願っております。わたしも、そうなるよう一生懸命を尽くしたいと思います。変わらないわたしで」とコメントしている。
「ホットロード」は、1986年から1987年まで「別冊マーガレット」誌上にて連載された、紡木たくによる少女マンガ。母から愛されておらず、自分が望まれて生まれてきたわけではないことに心を痛める14歳の少女・和希(能年)と、暴走族NIGHTSに所属する不良少年・春山による、切なくも激しい純愛が描かれる。
春山に惹かれ不良の道を進んでいく和希と、バイクに命をかけて刹那的な生き方を選択する春山。二人の姿は当時の若者から圧倒的な支持を集め、半ばバイブル化。コミックは集英社の少女漫画史上最速で100万部を突破したといい、当時発売された全4巻で700万部という驚異的な発行部数を記録した。
そんな伝説的コミックが、ついに実写映画化。脚本は原作の紡木たく自らが監修を務める。実は紡木は「あまちゃん」放送前から和希役は能年しかいないと惚れ込んでいたといい、「彼女がいたから実写化できると思った」と語るなど実写化に熱い思いを注いでいる。
またメガホンを取るのは、『ソラニン』『僕等がいた』の三木孝浩監督。現在公開中の『陽だまりの彼女』も含め、純愛物語に定評のある三木監督の手により、「伝説」がどのように実写化されるのか。今後、春山役の発表と合わせて期待したい一本だ。(編集部・入倉功一)
映画『ホットロード』は2014年夏公開予定