「ブリジット・ジョーンズの日記」の新作第3弾がなかなか映画化できない理由とは?
作家ヘレン・フィールディングの人気シリーズ「ブリジット・ジョーンズの日記」の新作第3弾「ブリジット・ジョーンズ:マッド・アバウト・ザ・ボーイ(原題) / Bridget Jones: Mad About the Boy」の映画化に際して、さまざまな問題が生じていることがThe Hollywood Reporter誌によって明らかになった。
シリーズ第2弾『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』写真ギャラリー
先日出版された同作は、コリン・ファース演じるマーク・ダーシーが亡くなってから5年経ったところから物語が始まり、ファンを困惑させていた。さらに、同シリーズ2作の脚本家を務めてきたリチャード・カーティスが第3弾の映画化には関わらないと発表をしていた。
同シリーズをこれまで手掛けてきたユニバーサル・ピクチャーズとワーキング・タイトル・フィルムズは、51歳になったブリジットの設定が悩みの種になっているそうで、現時点で小説の映画化権を取得していない。両社は、2012年にフィールディングが執筆したオリジナル脚本「ブリジット・ジョーンズ・ベイビー(原題) / Bridget Jones’s Baby」を映画化する予定だったが、突如製作を中断していた経緯もあった。
現段階では2012年に製作する予定だった「ブリジット・ジョーンズ・ベイビー(原題)」の製作を再び始めるか、第3弾「ブリジット・ジョーンズ:マッド・アバウト・ザ・ボーイ(原題)」のストーリーになるか分からないが、さまざまな点で製作者と原作者の話し合いが必要になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki・山口浩太)