スティーヴン・キング原案の海外ドラマがコミコン登場!ゲスト出演の可能性もアリ?
人気テレビドラマシリーズ「ヘイヴン-謎の潜む町-」の第4シーズン開始を記念し、米ニューヨーク・コミコン会場でパネル会見が開催され、主演のエミリー・ローズと、ルーカス・ブライアント(『君への誓い』)、エリック・バルフォー(『スカイライン-征服-』)、さらにプロデューサーのショーン・ピラーが登壇した。
同シリーズは、スティーヴン・キングの小説「コロラド・キッド」が原作。ある事件の調査でメイン州ヘイヴンを訪れたFBI捜査官オードリー(エミリー)が、一見普通の田舎町に見えるその場所が超常現象の影響により特殊能力を備えた人たちの避難所だと気付いたことから、怪事件に巻き込まれていく姿を描くSFミステリードラマ。現代版「X-ファイル」とも評されている。
2010年のスタート以降、着実にファン層を拡大し、第4シーズンを迎える同シリーズ。ファンから、シリーズがどのぐらい続く予定なのか尋ねられたショーンは「決して終わらないよ! まだまだ続くから」と余裕の受け答え。ただし、「物語全体の素晴らしいプランは初めから決めてある」といい、「ストーリー上の重要なポイントや、エンディングもすでに決まっている」という。
アメリカでは現在、数多くのテレビドラマが存在する。しかしショーンによると35ミリプリントで撮影している作品は「ヘイヴン」と「ブレイキング・バッド」だけなのだとか。その理由についてショーンは「35ミリのほうが彼ら(キャストたち)を美しく撮れるし、素晴らしいテイストの映像を生み出すことができるからね」と映像へのこだわりを語った。
また原案を務めたスティーヴン・キングのゲスト出演の可能性についてショーンは「彼は多忙な人だからね」とした上で、「でも、僕が以前製作したテレビシリーズ『デッド・ゾーン』を気に入ってくれたこともあって、彼とは知り合いなんだ。いつか実現させたい」と興奮気味に明かした。
会見ではルーカスが、ファンから作品への思いを聞かれ、持参していたギターを片手に自作の曲を熱唱。2人のキャストたちも突然「歌え」とルーカスにむちゃぶりされ、ギターに合わせその場で考えた歌詞を臨機応変に歌って、場内のファンたちを喜ばせた。(小林真里)
ドラマ「ヘイヴン-謎の潜む町-」は現在日本では第2シーズンまでが発売中 販売元:角川書店