戸田恵梨香&加瀬亮、『SPEC』完結編に自信!ファン4,000人を沸かす
21日、「SPEC」シリーズ完結編の前編『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇』の完成披露試写会が東京国際フォーラムで行われ、主演の戸田恵梨香と加瀬亮をはじめとしたキャストら14名が出席。テレビドラマシリーズから実に3年、いよいよ全ての謎が明かされる完結編に、戸田は「皆さまに観ていただける日を待っていました。自信を持って、期待を裏切らない作品ができたと思います」と堂々宣言。加瀬も「今回の『結』で終わりますけど、出演者も納得のものができました」と胸を張ってファンに完成の喜びを報告した。
トークで戸田は改めて破天荒な当麻紗綾という役について振り返り、「自由にやらせていただきました」と話すや、同席した堤幸彦監督から「半分くらいはね」と突っ込まれて「ははは」と空笑いする一幕も。また、当麻の大好物・餃子の誕生秘話についてMCから振られると、「台本に『大量の餃子を食べる』と書かれていました」とあっさり。一方の加瀬は、みそを入れてゆでる堤家のおふくろの味の餃子に、「からしを付けて食べる餃子は初めてで、すごくおいしかったです」とすっかりとりこになった様子だった。
最後はファンへ向けた感謝のメッセージで締め、加瀬は「3年間演じ続けられたのは応援してくださった皆さんがいたからです」と劇中の瀬文役では見せないような満面の笑みであいさつ。戸田も「自分が誇りを持って、胸を張って代表作といえる作品になりました」と感無量の表情を浮かべていた。
戸田と加瀬のほかに、竜雷太、北村一輝、栗山千明、有村架純、KENCHI(EXILE)、神木隆之介、福田沙紀、城田優、真野恵里菜、向井理、大島優子(AKB48)、そして堤監督と14名の豪華メンバーが来場した舞台あいさつ。入場時には客席後方の扉より登場し、客席中央に特設されたレッドカーペットを歩いたほか、退場時にはサインボールを客席に投げるなど、およそ4,000人のファンを大熱狂させていた。
本作は警視庁公安部特殊捜査官の当麻紗綾(戸田)と瀬文焚流(加瀬)のコンビと、“SPEC”と呼ばれる特殊能力を持つ犯人たちとの戦いを描いた人気シリーズの完結編2部作の前編。「シンプルプラン」や「ファティマ第三の予言」など、これまでの謎がついに解き明かされる。(中村好伸)
『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇』は11月1日より、『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇』は11月29日より全国東宝系にて公開