ドレイクのコンサート 開演1時間半遅れで結局中止 ファンは激怒
グラミー賞、BET賞などを受賞している歌手ドレイクが、客を1時間半待たせた上にコンサートをキャンセルし、ファンの怒りを買っている。
フィラデルフィアで10月19日に行われるはずだったコンサート会場は満席で、中止がアナウンスされるとツイッターでは大騒ぎとなり、会場ではケンカも勃発したとRadarOnline.comは報じている。
中止の理由は、予想外の技術的問題が発生したからだと会場側は説明し、12月18日に振り替え公演を行うとしているが、この日を楽しみにしていたファンの怒りは収まらないようだ。「10時間運転してやってきたやつもいる。仕事を休んだり、勉強を放り出して来たり、ドレイクのために金を出して破産状態になった人だっているだろうに」「ドレイクなんてクソくらえ」などのツイートが見られた。
しかし、TMZ.comによるとドレイクはファンの安全を第一に考えてコンサートを中止にしたそう。ドレイクのコンサートのセットには、観客の頭上にかけられた大きなキャットウォークがあるのだが、この日はきちんと組み立てられていなかったのか、崩落する恐れがあったらしい。キャットウォークが観客席に落ちて死人がでるよりはキャンセルした方がいいという判断だったようだ。(澤田理沙)