川口春奈、主演ドラマの苦戦に悔しさをにじませる…他作品で異例のPR
女優の川口春奈が26日、都内で行われた主演映画『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 【出題編】』の公開記念舞台あいさつに出席すると、「数字が怖い。何でも数字で判断されるのは、怖いし、悔しい」と胸中を吐露した。川口はゴールデン帯で初主演となる連続ドラマ「夫のカノジョ」(TBS系)の初回視聴率が4.7パーセント(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と苦戦しており、この日は自らそのことを引き合いに出すと、他作品のイベントでありながら異例のPRを行っていた。
本作は、観客自身が制限時間以内に映画に隠された謎を究明するという史上初の観客参加型ムービー。謎の答えは約1月後に公開される【解答編】で明かされる。この日は、川口のほか、中村義洋監督、鶴田法男監督、上田大樹監督、そして企画原案の加藤隆生が出席した。
解けない謎はない女マダム・マーマレード役を務めた川口は劇中の衣装で登場すると、「こんにちは」と明るくあいさつ。会場からの「こんにちは」「かわいい~」という声に応えるような形で、「皆さん、謎は解けましたか? 解答編の公開までに何度か観ていただいて、いっぱい考えて解いてもらえたらうれしいです。解答編も楽しみにしていてください」と呼び掛けた。
「この謎、解けますか?」がキャッチコピーの本作に絡め、この日は川口に3人の監督の秘密を解いてもらうコーナーが展開。何も知らされないままの謎解きは難しかったらしく、川口は「何だろう?」とかわいい顔を何度も曇らせながらも挑戦した。ちなみに上田監督の秘密は「謎解きが苦手」、鶴田監督は「お化け屋敷が苦手」、中村監督は「ごめんなさい。この映画は自分の撮った部分しかを観ていません」というものだった。
本作は、3本の短編映画と謎の言葉を残してこの世を去った巨匠の謎に迫るミステリー。劇中に手掛かりとして登場する3本の短編映画をそれぞれ、中村監督、鶴田監督、上田監督が担当している(福住佐知子)
映画『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 【出題編】』は公開中
映画『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎 【解答編】』は11月22日より全国公開