みのもんた、降板会見で本音を吐露…「あのバカ息子が」
26日、タレントのみのもんたが都内ホテルで記者会見を開き、司会を務めているTBS系列の報道バラエティー番組「みのもんたの朝ズバッ!」「みのもんたのサタデーずばッと」の降板を改めて発表した。みのは、次男の御法川雄斗容疑者が窃盗未遂容疑で逮捕されたことを受け、9月から両番組の出演を自粛していた。
神妙な面持ちで取材陣の前に登場したみのは深々と一礼した後、「わたしのことで世間をお騒がせしまして、誠に申し訳ございません」と謝罪。「何であのバカ息子が……30過ぎた家庭を持った仕事を持ったわが子が、『何で』という気持ちが強いです。しかし2週間、3週間たつうちに、気持ちの中に変化が出てきました。自宅に引きこもるような中で考えて、迷いも生じてまいりました」と心境を吐露。
「間違っていたんじゃないか、不完全な形で世の中に送り出してしまったのか。だとしたら父親として責任があるな。責任は父親であるわたしにあります」と“ズバッと”告げたみの。当初は捜査の結果が出るまで決断を待とうと思っていたそうだが、「報道番組の司会進行、自分なりの流儀で進めてまいりました。降りるということが一番きつい判断でした。でも道義的にも、父親としても、一番つらい判断を選びました」と経緯を明かした。
TBSでは、同局報道局の佐古忠彦氏が26日放送の「サタずば」冒頭で、みのの降板を発表。番組内の発言によると、11月第2週より番組名を変更し、一部リニューアルして放送を継続するとしている。(取材・文:県田勢)