黒木メイサ、きらめく美脚!竹野内豊との兄妹役に「すてき」
女優の黒木メイサが31日、テレビ朝日で行われた開局55周年記念2夜連続ドラマ「オリンピックの身代金」の制作発表記者会見に出席。ミニスカートできらめく美脚を披露した黒木は、兄妹役で初共演する主演の竹野内豊に「こんなお兄さんがいたらすてきだなって」と熱を上げていた。
一方の竹野内は、「黒木さんは難しい役どころで、現場で悩むのではと思っていたら、不安をみじんも感じさせないで、堂々と演じていた」と称賛。同じく初共演の松山ケンイチについても「普段は“あんちゃん”といった感じの親しみやすい方。本番になると、演じている島崎(松山)の心の叫びを目で見事に表現されていた」とその演技力に舌を巻いていた。
以前から竹野内が好きな俳優の一人だったという松山は「共演が楽しみだった。自分がイメージしていた通りの方。言葉で表現できないものを持っていて、空気感に感動した。また共演したい」と熱望。そんな松山に黒木は、「現場の空間を温めてくれる方で、居心地を良くしてくれました」と感謝していた。
本ドラマの原作は、1964年の東京オリンピックを舞台にした直木賞作家・奥田英朗の同名サスペンス。オリンピックを成功に導こうと奮闘する刑事の一人、落合昌夫にふんする竹野内は「台本を読んで、50年前のオリンピックが題材なので、当時の背景なども含めてどんなふうに再現できるのかと不安もあったが、共演者やスタッフと力を合わせてロケを重ねていき、大きなスケールのドラマに仕上がった」と手応え十分。
黒木は竹野内演じる昌夫の妹役で、松山ふんする事件の容疑者の一人、島崎国男に恋心を抱くヒロインを熱演している。会見にはほかに、泉谷しげる、柄本明、大杉漣、黒川智花、斎藤工、笹野高史、沢村一樹、速水もこみち、原沙知絵ら豪華キャスト陣が集結した。(福住佐知子)
ドラマ「オリンピックの身代金」は11月30日、12月1日夜9時よりテレビ朝日系で2夜連続放送