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『アーティスト』の監督がフレッド・ジンネマンの秀作『山河遥かなり』を現代化!

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ミシェル・アザナヴィシウス監督と、出演が決まったベレニス・ベジョとアネット・ベニング
ミシェル・アザナヴィシウス監督と、出演が決まったベレニス・ベジョとアネット・ベニング - (左)DATG / Getty Images(中)Steve Granitz / WireImage / Getty Images(右)Jason Merritt / Getty Images

 第84回アカデミー賞で作品賞をはじめ最多5部門で受賞した映画『アーティスト』のミシェル・アザナヴィシウス監督が手掛ける新作『ザ・サーチ(原題) / The Search』で、『キッズ・オールライト』のアネット・ベニングと、アザナヴィシウス監督の妻で、『アーティスト』にも出演したベレニス・ベジョが共演することがDeadline.comによって明らかになった。また米配給会社も決まった。

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 本作は、『地上(ここ)より永遠に』『ジャッカルの日』などでおなじみの巨匠フレッド・ジンネマンが1947年に手掛けた映画『山河遥かなり』を、現代のチェチェン共和国に舞台を移して描く予定の作品。

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 映画『アーティスト』『マニアック』を手掛けたトマ・ラングマンが企画し、ワールドビュー・エンターテインメントがアメリカでの配給を行うことが決定したばかりだ。脚本はアザナヴィシウス監督自身が手掛ける。

 オリジナル作品は、ナチスによって母と生き別れた自閉症の少年カレルを、優しいアメリカ兵のラルフが変えていく様が描かれた作品。カレル役にイワン・ヤンドル、ラルフ役に挑戦したモンゴメリー・クリフトはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

 ジンネマン監督の秀作を、アザナヴィシウス監督はどのように演出するのだろうか?(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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