窪塚洋介、寝坊で映画イベントに遅刻 「すいませんでした」と謝罪
俳優の窪塚洋介が13日、出演映画『ジ、エクストリーム、スキヤキ』の公開記念イベントに寝坊で遅刻し、「すいませんでした」と謝罪した。イベントには共演の井浦新、前田司郎監督も出席した。
15時の開始予定時刻から15分押してイベントが始まり、その後5分ほどで都内会場に到着した窪塚は、「(映画公開が近づいて)気持ちが盛り上がっていまして、盛り上がったところで寝坊した」と事情説明。昨夜は「今、アルバムを製作していて、入れる曲を並べて聞いていた」と言い、「今日、遅れたのは前田監督のせいだと思います。僕の真逆にいるような青年の役なので、ゆるんでなじみ過ぎちゃった」と独特の弁解で相変わらずの自由人ぶりを見せた。
一方、窪塚とは2002年に公開された映画『ピンポン』で共演し、窪塚を「信頼できる人」と断言する井浦は、この日の遅刻にもまったく動じることなく「ヒーローは遅れてくるものなんで」とさらりと流して、その場を収めていた。
実に11年ぶりの共演となった井浦と窪塚。井浦は再び撮影現場で顔を合わせた時のことを「最初、『久々だな』って思ったくらい。役者として(共演は)2度目でも、それ以外でコンタクトはとっているので、流れはできていて、安心して楽しんでできた」と振り返る。窪塚も、「変わったところを見つけたというよりも、変わっていないところをいっぱい見つける、再確認するって感じでした。(私生活では)いろいろあったけど、根本はそうそう変わるもんじゃない」と再共演までの年月を思い出しながら語った。
また、同イベントには料理愛好家の平野レミが応援隊長として参加し、映画タイトルにちなんで特製スキヤキを調理。劇中に登場する「豚すき焼き」を振る舞い、井浦からは「レミパンの凄さを思い知らされた」、窪塚からは「最後に入れたクレソンが効いていましたね」と絶賛された。
本作は、『横道世之介』などの脚本家としても知られる前田司郎が初監督した脱力系人間ドラマ。15年ぶりに再会した大学時代の友人たちとその恋人が、あてどない旅に出る姿を描いている。(取材・文:嶋田真己)
映画『ジ、エクストリーム、スキヤキ』は11月23日よりテアトル新宿ほか全国公開