釈由美子、ノースタントで橋から飛び降り 『相棒』新作のために自衛隊トレーニング
女優・釈由美子が12日、東京・品川で行われた出演映画『相棒-劇場版III-』の製作報告会見に出席。元自衛隊員の民兵という役どころの釈は、クランクイン前に自衛隊で何週間ものトレーニングをつんだことを明かした。今年1月に右足首を骨折し、4月に完治を報告した釈だが、「骨折がなおりたてだったので、(橋から)飛び降りるシーンでは、グニャってなるか不安だった」と激しいアクションにも体当たりで挑んだ。
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釈は、「隊員の中で唯一の女性なので多少楽をさせてもらうのかと思いきや、3メートルの橋から飛び降りるシーンもスタントなしでやりました」と女優魂を発揮。「監督に『できません』と言っても『できる』と押される繰り返しで」と現場でのやり取りを明かし、「クランクアップしたときには、ただただほっとしました」と苦労をにじませた。
そんな釈のプロ根性に、和泉聖治監督は「釈ちゃん、すごかった。橋から飛び降りるシーンもいけるなと思ってやってもらって、できましたからすごい」と称賛を惜しまない。
釈は憧れの「相棒」シリーズへの参加に喜びもひとしおで、主演・水谷豊との初対面は「監督から(水谷が乗る)ジープを運転してねって言われて、感動する余裕もなく、事故を起こしてしまったらどうしようって思ってテンパった」と振り返っていた。
同作は2000年より10年以上続くテレビドラマ「相棒」(テレビ朝日系)シリーズの劇場版最新作。東京から300キロ離れた太平洋に浮かぶ孤島で起きた事件に警視庁特命係・杉下右京(水谷)と相棒・甲斐享(成宮寛貴)が挑む。(中村好伸)
映画『相棒-劇場版III-』は2014年4月26日全国公開予定