佐藤健のベースプレイにファン大興奮!サプライズで初ライブ!
俳優の佐藤健が20日、TOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』完成披露試写会後にサプライズライブを行い、ベースプレイを観客の前で初披露した。劇中バントCRUDE PLAY(クリュードプレイ)の三浦翔平、窪田正孝、水田航生、浅香航大と共に登場した佐藤は、「CRUDE PLAY with 秋」として一夜限りの特別ライブを開催。演奏後にはメンバーたちとハイタッチや握手を交わし、ファンから惜しみない声援と拍手を浴びていた。
本作は青木琴美の人気コミックを実写化したラブストーリー。音楽業界を舞台に、人気バンドCRUDE PLAYの元メンバー小笠原秋(佐藤健)と、同バンドのファンで天性の歌声を持つ女子高生・小枝理子(大原櫻子)の恋愛模様を描く。
上映後、会場内には観客による「アンコール」の声が響き渡り、その声に応えるようにCRUDE PLAYの4人が登場。劇中のオリジナル曲「卒業」のイントロを奏でた後、三浦の「思ったんですよ、一人足りなくないですか? 迎えに来たぜ、秋(佐藤)」というセリフと共に、舞台袖から佐藤が登場。ファンにとってうれしいサプライズとなった。
鑑賞直後のファンに佐藤が「映画どうでしたか? 観た直後のお客様の前に出ていくのは、とても勇気がいることでして……」と心配そうに語りかけると客席からは大きな拍手が沸き起こる。その様子に「泣いている方もいらっしゃいますよ」と三浦が感激の表情を見せると、佐藤も「皆さんの顔を見ることができて、頑張ってよかったなと思うし、これから頑張っていこうと思います」と感謝の言葉を述べた。
この日の会場は、くしくも劇中のライブシーン撮影が行われた地。ベースを構える佐藤に三浦が、「(指は)まだ動く?」と劇中の秋に語り掛けるように聞くと、佐藤も秋になりきり「表舞台には出ない人なので、ドキドキしています」と息のピッタリあったやりとりを披露して、観客のテンションも最高潮。そのまま「卒業」を披露し、ファンを興奮の渦に巻き込んでいた。(中村好伸)
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は12月14日より全国公開