トム・クルーズが『テッド』超え!7週連続首位の新記録!
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11月18日付けのTSUTAYAレンタルDVD / ブルーレイランキングはトム・クルーズ主演作『オブリビオン』が7週連続で1位となり、『テッド』の持っていた今年の連続首位記録を超える新記録を達成した。
『オブリビオン』は、リリースされた10月のTSUTAYAのフリーペーパーでは3番目に紹介される扱いだったが、ふたを開けてみれば今年の一二を争う人気ぶりとなった。トムの人気はもちろん、ジャケットに入った「彼はなぜ、ひとり地球を守るのか。消された記憶に何が隠されているのか」のコピーが、単なるSFアクションではなくミステリー要素もある娯楽作であるとの認識をユーザーに広め、息の長い人気の一因になっていると思われる。
2位は先週から4ランクアップの『テッド』。レンタル開始から4か月近くがたつが、トップ3内に返り咲いた。一部店舗では、レンタルしやすい準新作扱いになっていることから再び人気が高まったようだ。3位は先週と同じく『図書館戦争』、4位は1ランクアップの『ハングオーバー!!! 最後の反省会』。『テッド』『ハングオーバー!!!』とコメディーが順位を上げる一方、『ラストスタンド』『サイレントヒル:リベレーション3D』とレンタルに強い傾向のあるアクションとホラー作品が共に4ランクダウンと息切れしてきた。
11位以下では、『舟を編む』が8ランクアップの11位とトップ10内まであと一歩。米国アカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品に決まった話題性がようやく浸透してきたようだ。
今週のランキングは以下の通り(カッコ内は先週の順位)。
1位『オブリビオン』(1位)、2位『テッド』(6位)、3位『図書館戦争』(3位)、4位『ハングオーバー!!! 最後の反省会』(5位)、5位『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(7位)、6位『ラストスタンド』(2位)、7位『藁の楯 わらのたて』(8位)、8位『サイレントヒル:リベレーション3D』(4位)、9位『DRAGON BALL Z 神と神』(9位)、10位『脳男』(12位)
今週は、20日に『モンスターズ・ユニバーシティ』『アフター・アース』『ワイルド・スピード EURO MISSION』、22日に『エンド・オブ・ホワイトハウス』と話題作が相次いでレンタル開始。これら強敵を抑え、『オブリビオン』が8週連続で首位を獲得し、記録を伸ばすかに注目したい。(取材・文:相良智弘)