ヒュー・ジャックマンが、トニー賞受賞のミュージカルを映画化か?
映画『レ・ミゼラブル』、『ウルヴァリン:SAMURAI』などでおなじみのヒュー・ジャックマンが、トニー賞受賞のブロードウェイ作品「ドラウジー・シャペロン(原題) / The Drowsy Chaperone」の映画化に興味を示していることがEntertainment Weeklyや複数のメディアによって明らかになった。
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同舞台は、ボブ・マーティンとドン・マッケラーが脚本を執筆し、作詞/作曲はリサ・ランバートとグレッグ・モリソンが担当した作品で、1998年にトロントで初公演され、2006年の5月1日からブロードウェイで上演されていた。2006年のトニー賞でミュージカル脚本賞、オリジナル楽曲賞などを受賞した。
そのストーリーは、一人暮らしのミュージカル好きの中年の男が、日頃の嫌なことの憂さ晴らしのために、彼が気に入っていた1920年代のヒットミュージカル「THE Drowsy Chaperone」のレコードを自宅でかけていると、男の部屋が「THE Drowsy Chaperone」の世界に変わっていくというもの。
今回の企画についてヒュー・ジャックマンは「今作のオリジナルのブロードウェイ舞台は、すごく面白くて、素晴らしく、とても楽しめた。僕はアルドルフォを演じることになる。どのように映画に変換させていくかはわからないが、現段階の脚本は素晴らしい。これから彼ら(製作会社)は、映画を製作していくことになるだろう。まだ全ては整っていないが、彼ら(製作会社)は僕に交渉しにきている。僕も興味を持っているんだ」と明かしている。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)