オスカー最有力候補ブルース・ダーン、生涯功労賞を受賞へ
映画『サイレント・ランニング』『帰郷』などの名優ブルース・ダーンが、パームスプリングス国際映画祭で生涯功労賞を受賞することわかった。同映画祭が発表した。
映画祭の会長は「ブルース・ダーンはまさに唯一無二の俳優だ」とコメント。授賞式は、来年で25周年を迎える同映画祭の一環として2014年1月4日(現地時間)にパームスプリングス・コンベンション・センターで行われる予定。過去の受賞者にはクリント・イーストウッド、グレン・クローズ、ロバート・デュヴァル、モーガン・フリーマンらがいる。
ブルースは1936年に米イリノイ州シカゴで生まれ、アクターズ・スタジオで学んだ後、数多くの西部劇やサスペンス映画に出演。映画『栄光の季節』で第33回ベルリン国際映画祭の男優賞を受賞した。来年2月に日本公開予定の新作映画『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』では主演を務め、第66回カンヌ国際映画祭で男優賞を獲得。来年3月2日(現地時間)に開催される第86回アカデミー賞の主演男優賞最有力候補とされている。
パームスプリングス国際映画祭は、現地時間2014年1月3日から1月13日まで行われる。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)