「ドクター・フー」スピンオフ、ファンがネットで嘆願
テレビドラマ「ドクター・フー」のファンが、8代目ドクターを主人公にしたスピンオフ番組の製作を希望し、Change.orgで署名を募り始めた。
8代目ドクターを演じたのは英俳優のポール・マッギャン。彼は今週末にイギリスで放送される50周年記念スペシャルに先駆け、ミニ・エピソードとしてインターネットで公開された「ザ・ナイト・オブ・ザ・ドクター（原題） / The Night of the Doctor」に出演している。
そもそもポールはテレビシリーズには出演しておらず、1996年のテレビ映画「ドクター・フー」でしか8代目ドクターを演じていないため、同動画で彼の存在感に感動したファンは、彼を主役にもっとストーリーを語ってほしいと思ったようだ。YouTubeで公開された同動画は、14日の公開から1週間もたたないうちに200万回以上も再生されている。
署名活動を始めたセオドア・ストーンさんは、「タイムロードとしてのマッギャンを二度と観られないのは惜し過ぎる。ネットシリーズでも構わないよ！ 実現はしないだろうけど、やってみないことにはわからないからね」と書いている。ストーンさんのほかにもポールのドクターとしての活躍を望む声は多いようで、Change.orgには同様の署名活動が複数見受けられた。
11月20日現在、ストーンさんが開始した署名活動にはすでに1万3,000人以上の署名が集まっており、ポールほどの俳優は自分のシリーズを持つに値するとのコメントや、オンライン・コンテンツの充実を目標に掲げていたBBCに対し、これこそ求められているものだとのコメントが寄せられている。（澤田理沙）