「トリック」完全新作にして最後のドラマSP放送決定!
来年1月11日公開の劇場版をもって完結を迎える人気シリーズ「トリック」の完全新作にして最後のドラマスペシャルが、同じく来年1月に放送されることが明らかになった。主演の仲間由紀恵と阿部寛はもちろん、「あまちゃん」でブレイクした福士蒼汰や、スタジオジブリ最新作『かぐや姫の物語』でヒロインの声優に抜てきされた朝倉あきらが出演する。
自称・売れっ子マジシャンの山田奈緒子(仲間)と、自称・天才物理学者の上田次郎(阿部)の迷コンビがさまざまな超常現象の裏に潜むトリックを暴く本シリーズ。今回のドラマスペシャルでは、因習に閉ざされた山奥の村一帯を取り仕切る旧家・水神家の美しき三姉妹が骨肉の遺産争いを繰り広げる中、超常現象としか思えない仕業によって一族の人間が次々と命を奪われていく……。
2000年7月のシリーズ放送開始から約13年にわたって山田を演じてきた仲間は、今作について「最後ということで、『トリック』シリーズの集大成と言ってもいい作品。これまでやってきたギャグたちが散りばめられている上に、新しい出演者の皆さんの魅力が加わり、よりパワーアップしています」とアピール。「ヒントを追えば追うほどゴールが見えなくなる謎に包まれた一族のお話を、恐怖と推理の楽しみを味わいながら観てもらえると思います」と見どころを語った。
一方の阿部は「自分には珍しいことなんですけど、今回は現場で皆さんの演技を見ていてツボに入ることが多くて……。三姉妹ってこんなに怖いんだなと(笑)」と撮影を回顧。「一瞬、どこをやっているのかわからなくなるほど変化の多い現場ですが、すごく面白いトリックになることを自分自身期待しています」と思いを込めた。
水神家で骨肉の争いを繰り広げる美しき三姉妹には、飯島直子、藤田朋子、国生さゆりの3人。最後を飾るにふさわしく、シリーズの演出・監督を手掛けてきた堤幸彦監督のもと、生瀬勝久、野際陽子、池田鉄洋らレギュラー陣もそろう。(編集部・中山雄一朗)
ドラマスペシャル「トリック 新作スペシャル3」は2014年1月放送予定