泉谷しげる、レコ大出ない？スタッフに与えるべきとねぎらい

　シンガー・ソングライターで俳優の泉谷しげるが、22日に発表された「第55回 輝く！日本レコード大賞」の優秀アルバム賞に選ばれたことを受け、自身のオフィシャルブログで思いをつづっている。

　泉谷はこの日、今年8月に発売された「昭和の歌よ、ありがとう」で、サカナクション、きゃりーぱみゅぱみゅらと共に最優秀アルバム賞に選出。知らせを受け、「…ってことは 授賞式に出なきゃならんワケ？　着てゆく服ねーしなぁ（笑）」と冗談めかしながら思いをつづった。

　同アルバムで泉谷は、昭和の名曲の数々を、名だたる女性アーティストとのコラボレーション（デュエット）でカバー。企画について「オイラが考えたものじゃない」とつづった泉谷は、「此の企画ブッつぶしたる！」とばかりに、スタッフに無理難題を押し付けてきたと述懐。その上で「なのに、オイラの罵倒にめけず熱い気持ちを持ちつづけ企画を実現させた彼らにこそ賞を与えるべきだ！」とねぎらった。

　さらに、どんな「式」に出るのも苦手だといい、「82年の『日本アカデミー賞』以降式に出るのを辞めてるし…」と明かした泉谷。「オマエら式典用の衣装持ってンだろ？　行ってこいや（笑)」と授賞式欠席をにおわせながら（？）、スタッフへの感謝の気持ちをのぞかせている。（西村重人）