クエンティン・タランティーノ監督　タクシー運転手とのケンカで乳首をかまれる

　クエンティン・タランティーノ監督が、タクシー運転手とケンカになり、相手に乳首をかまれたことがあるそうだ。トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ」で語っている。

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　タランティーノ監督は女性と一緒にナイトクラブに行くためにタクシーを利用していたが、この運転手が無礼な発言をしたせいでケンカが勃発したようだ。「ものすごくでかい運転手で、とにかく嫌なヤツだったんだ。無礼が過ぎたから『車を寄せろ。降りる』と言ったら、ムッとしていたよ。料金は4ドル50セント（約450円）だったから、5ドル（約500円）を渡した。50セントのチップだってあげたくなかったから『おつりを寄こせ』と言ったら、相手は50セントを返しながら、『彼女の顔の整形にでも使うんだな』って言いやがった」と、その時の様子を明かした。（1ドル100円換算）

　激怒したタランティーノ監督は、運転席に行き、彼の顔を何度も殴ったとのこと。ナイトクラブの前だったために警備員が止めに入ったが、タランティーノ監督が押さえられているのを見た運転手は、彼の乳首にかみつこうとしたそう。「彼は僕を殴らずに、胸元に歯を食い込ませてきたよ」と明かしている。

　この事件は1年以上前に起きたそうだが、これまで語らなかった理由は、運転手は自分がクエンティン・タランティーノであることを知らないだろうと考え、この事件に誰かが気付くかどうか様子を見たかったからだとか。「僕は今年に入ってすでに2度もケンカをしているんだ。どっちもニュースになり、それぞれ3万ドル（約300万円）を支払ったよ。有名人が誰かを殴ると高くつくんだ」とコメント。1年前の事件では結局訴えられることはなかったようだ。（BANG Media International）