販売員からオペラ歌手に!ポール・ポッツの実話に基づく映画『ワン チャンス』が日本公開
携帯電話の販売員から一夜にしてオペラ歌手になったポール・ポッツの実話に基づく映画『ワン チャンス』の日本公開が2014年3月に決まった。監督には『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル、脚本には『最高の人生の見つけ方』のジャスティン・ザッカムという布陣で、ポールの奇跡の逆転劇を映画化した。
ポールは、携帯電話の販売員として働きながら出場したイギリスの国民的オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で一躍脚光を浴び、優勝して長年の夢であるオペラ歌手になった人物。デビューアルバム「ワン・チャンス」の総合セールスは全世界で400万枚を記録しており、日本でもポールの半生はシンデレラストーリーとしてテレビ番組や新聞などで紹介された。
そんなポールにふんするのは、映画『ガリバー旅行記』などのジェームズ・コーデン。劇中で披露される「誰も寝てはならぬ」「アヴェ・マリア」といった名曲の吹き替えはポール本人が行っており、圧巻の歌唱力が本作に彩りを与えている。シャイで容姿もさえず、いつもいじめられてばかりだったポールが、いかにしてチャンスをつかんで長年の夢を実現させたのか……。自信をなくした全ての人に贈る応援歌となっている。(編集部・市川遥)
映画『ワン チャンス』は2014年3月よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国公開