佐藤健ら「カノ嘘」出演者が渋谷をジャック！ ファンの反響に感激
ベストセラーになった青木琴美のコミックを実写化した映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の公開直前イベントが8日、渋谷東急百貨店本店屋上広場で行われ、主演の佐藤健や、劇中登場するバンドCRUDE PLAYの三浦翔平、窪田正孝、水田航生、浅香航大、やはり劇中の登場バンドMUSH&Co.の大原櫻子、吉沢亮、森永悠希が登壇して、公開を記念して製作されたというクリスマスイルミネーション「カノ嘘ツリー」の点灯式を行った。
この日は「カノ嘘 冬フェス2013」と称して、丸一日渋谷で映画の宣伝活動を行った「カノ嘘」メンバー。タワーレコードやマルイシティでCRUDE PLAYやMUSH&Co.がライブを行い、TSUTAYAでは原作者青木琴美がサイン会。シネクイントでは佐藤と青木がトークショーを行うなど、各所で「カノ嘘」メンバーが登場して、街行く人を驚かせたが、佐藤はイベントを振り返って、「渋谷にこんなにたくさんの人がいるのかと思うぐらいたくさんの人が来てくれた」と興奮気味にコメント。
大原も「マンガの世界が現実に飛び出したような一日でした。すごいたくさんの人が来てくれてびっくりした」と目を丸くして話し、三浦も「ハチ公と遊んだり、センター街をぶらついたり渋谷を楽しく遊ばせてもらいました。マルイシティのライブでは、健が偶然通りかかって飛び入り参加してくれた」とその盛況ぶりを報告。
ハイライトとして、東急百貨店屋上で「カノ嘘ツリー」の点灯式が行われたが、ここにも大勢のファンが駆けつけ、ツリーがライトアップされると、会場は大歓声に包まれた。佐藤は登壇者を代表して「音楽映画なので、個人的に劇中の曲をすごく楽しみにしていたけど、実際、その音楽が本当に素晴らしい作品」とコメント。「音楽を聴くだけでも、映画館で見る価値があると思います。ぜひ映画を見に来てください」と改めて本作をPRしていた。
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は音楽業界を冷めた目で見つめるサウンドクリエイターと、シンガーとしての人並み外れた才能を秘めた少女の恋の行方を描くラブストーリー。この日点灯された「カノ嘘」ツリーは後日、映画が公開されるヒューマントラストシネマ渋谷に飾られる。
（取材・文 名鹿祥史）
映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は12月14日より全国東宝系にて公開