ディズニーが描く『メリー・ポピンズ』誕生の裏側!『ウォルト・ディズニーの約束』予告編が公開
ディズニーが映画『メリー・ポピンズ』誕生の裏側を描く感動作『ウォルト・ディズニーの約束』の予告編が公開され、同作の映画化に情熱を燃やしたウォルト・ディズニー役のトム・ハンクスと、映画化をかたくなに拒んだ原作者パメラ・L・トラヴァース役のエマ・トンプソンの姿が明らかになった。
『メリー・ポピンズ』ができるまでに何度も激しい衝突を繰り返したというウォルトとトラヴァース。今回公開された予告編でも、トラヴァースは音楽のアレンジに対して「勝手なことしないで!」とピシャリと言い放ち、主演俳優も気に入らず、「アニメなんて子どもだましよ」とウォルトの主張を拒絶。しまいには映画化は中止だと書類を窓から投げ捨てて、映画の製作が暗礁に乗り上げてしまうシーンも収められている。
彼女はなぜそこまでかたくなに『メリー・ポピンズ』を守ろうとするのか? その答えが幼い頃の彼女と父親の関係にあると知ったウォルトは、製作続行への最後のチャンスをかけてトラヴァースにある約束をする……。
また、このたび予告編と併せてポスタービジュアルが公開。ウォルトの影がミッキーマウスに、トラヴァースの影がメリー・ポピンズになっていたりとディズニーならではの遊び心がうかがえる。
メガホンを取るのは、『しあわせの隠れ場所』『オールド・ルーキー』などのジョン・リー・ハンコック監督。実話に基づくドラマに定評のある彼の手腕にも期待したい。(編集部・中山雄一朗)
映画『ウォルト・ディズニーの約束』は2014年3月21日より全国公開