「ハリポタ」序章がロンドンで舞台化 原作者はプロデューサーに
2007年の「ハリー・ポッターと死の秘宝」をもって完結した「ハリー・ポッター」シリーズの序章にあたる物語が、ロンドンのウエストエンドで舞台化されることがわかった。
ソニア・フリードマンとコリン・カレンダーがプロデュースする本舞台では、ハリーが魔法使いであることに気付き、ホグワーツ魔法魔術学校に入学する以前の日々に焦点が合わせられる。今まで語られてこなかったハリーの孤児としての幼少時代を描くことで、彼の感情や意識に関する洞察になるそうだ。
同シリーズの作者J・K・ローリングはシナリオを書かず、脚本協力や共同プロデューサーとして参加する。Mail Onlineによると、今まで舞台化のオファーは多数あったそうなのだが、ローリングのフリードマンとカレンダーのビジョンへの期待度はとりわけ高く、「唯一意義深く、舞台化するためにふさわしい感受性、激しさ、親密性が備わっていた」と言うほどだ。
劇場は未定で、2015年に上演される予定となっている。(山口浩太)