アメリカを代表する映画批評家が選ぶ今年のTop10作品とは?
アメリカを代表する映画雑誌、Varietyで映画批評家を31年間務めたトッド・マッカーシーが、今年のTop10作品を同誌で選考した。
順位は以下の通り。
1)映画『インサイド・ルーウィン・デイヴィス(原題) / Inside Llewyn Davis』 ジョエル&イーサン・コーエン監督
2)映画『ハー(原題) / her』 スパイク・ジョーンズ監督
3)映画『ゼロ・グラビティ』 アルフォンソ・キュアロン監督
4)映画『フランシス・ハ(原題) / Frances Ha』 ノア・ボーンバック監督
5)映画『アメリカン・ハッスル』 デヴィッド・O・ラッセル監督
6)映画『ダラス・バイヤーズクラブ』 ジャン=マルク・ヴァレ監督
7)映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 マーティン・スコセッシ監督
8)映画『ショート・ターム 12(原題) / Short Term 12』 デスティン・クレットン監督
9)映画『リヴァイアサン(原題)/ Leviathan』 ルシアン・キャステイング=テイラー、ヴェレーナ・パラヴェル監督
10)映画『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』 アレクサンダー・ペイン監督
今回の選考についてトッド・マッカーシーは、「このTop10作品の質は全て均一に近いもので、さらに少なくともこの他に15作品が、このTop10に劣らぬほど(印象が)強かった。通常ならば、わたしは50/50の比率でアメリカ作品と海外の作品を選考するが、今年はほぼアメリカ作品となった」と答えている。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)