キアヌ・リーヴス、リメイク版『ハートブルー』の出演には興味なし
パトリック・スウェイジさんとキアヌ・リーヴスが主演し、連続銀行強盗事件を追うFBI捜査官と強盗犯という正反対の二人の男の友情を描いた1991年のアクション映画『ハートブルー』のリメイクが製作されることになったが、キアヌは出演に興味はないという。
『ハートブルー』は続編の製作が発表され、パトリックさんが同じ役で出演することが決まっていた。しかし、2009年に彼が膵臓(すいぞう)がんで亡くなったため、計画は棚上げにされ、2011年にリメイクとして撮影されることが発表された。
BBC5のラジオでリメイク版に出演したいかと聞かれたキアヌは、「まったくない。僕が出る場じゃない」とコメント。自分の出演映画が早くもリメイクされることについては100%賛成はできないようだ。「うまくリメイクできるならいいと思う。幸運を祈っている。わくわくする話だけど、リメイクするのはいいことかと聞かれたら、わからないとしか答えられない」と語った。
Totalfilmによると、プロデューサーのアラン・コソヴは完全なリメイクではないと以前にコメントしているという。「オリジナル版と同じ要素は入るが、サーフィンだけじゃなく、さまざまなエクストリームスポーツを取り上げることになる。まあ、サーフィンに焦点が当たってるけどね」と過去に語っている。
リメイク版『ハートブルー』は、映画『ワイルド・スピード』シリーズで撮影監督を務めたエリクソン・コアが監督を務め、脚本は映画『トータル・リコール』『ソルト』のカート・ウィマーが担当すると英Expressなどは報じている。出演者はまだ誰も決まっていないようだ。(澤田理沙)