『風と共に去りぬ』アリシア・レットさんが死去
1939年の超大作映画『風と共に去りぬ』でアシュレイ・ウィルクスの姉妹インディア・ウィルクスを演じていたアリシア・レットさんが老衰で亡くなった。98歳だった。
アリシアさんは2002年からサウスカロライナ州チャールストンの老人ホームに住んでいたとのこと。施設のCEOビル・トラウィク氏は「アリシアさんはとても美しい人で、芸術とチャールストンを愛する心は誰にも負けませんでした。心優しく、穏やかな女性でした」とコメントしている。
アリシアさんは地元の劇団で舞台女優をしていた時に『風と共に去りぬ』にキャスティングされ、ヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラに恋人チャールズ・ハミルトンを取られるインディアを演じた。
映画の撮影終了後、アリシアさんはハリウッドでの活動を望まず、地元チャールストンに帰り、絵を描くことにほとんどの時間を費やしていたという。
『風と共に去りぬ』の出演者では、97歳のオリヴィア・デ・ハヴィランド、93歳のメアリー・アンダーソン、81歳のミッキー・クーンなどが現在も生存している。(BANG Media International)