中国の巨匠チャン・イーモウが「一人っ子政策」に違反で1億2,000万円の罰金
映画『HERO』『LOVERS』など数々の話題作を手掛けてきた中国の巨匠チャン・イーモウが、人口抑制策である「一人っ子政策」に違反していたことで、計画出産当局は120万ドル(約1億2,000万円)の罰金を科すことを決定したことが、The Hollywood Reporterや複数のメディアで報じられた。(1ドル100円計算)
チャン・イーモウ監督は、一時期子どもが7人居るとの疑惑が中国国内で報じられていたが、昨年の12月に現在の妻との間に息子2人、娘1人が居ることを認め、妻の戸籍のある江蘇省無錫市で、その処罰を受けることを表明している。計画出産当局も、訴訟で異議を申し立てない場合は、30日以内の納付を求めている。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)