樹木希林、エリカ様びいきにチクリ
女優の樹木希林が16日、第37回日本アカデミー賞の優秀賞発表会見に俳優の西田敏行らと共に出席した。3月に行われる授賞式で西田と司会を務める樹木は、「前回の主演女優賞のときには司会者がずっと沢尻エリカ様のところに付いていましたので、そういうえこひいきは当然（今回も）あるでしょう」とチクリ。「人間ですからあっていいじゃないかと思いますが」と前置きしながらも、「西田さんがどの辺にへばりつくのか見てみたいと思います」と希林節で意気込みを語った。
対する西田は、樹木と司会を務めることについて「希林さんがどう出てくるかわからないので、その辺ではちょっとドキドキしながら気をもむことになるだろうと思っています」と笑いながら不安を吐露。その一方で「希林さんは人生を達観している方なので、一つ一つの言葉が大変深くて面白い。それに対してうなずいていればいいかなと思います」と信頼を寄せていた。
第37回日本アカデミー賞最優秀賞は、3月7日に行われる授賞式にて発表。今年は『そして父になる』『東京家族』『舟を編む』の3作品が最多12部門で優秀賞を受賞する混戦を見せている。（取材・文：編集部・中山雄一朗）