「ギリガン君SOS」教授役、ラッセル・ジョンソンさん死去 腎不全のため
テレビドラマ「ギリガン君SOS」で無人島に漂着した7人のうち、教授を演じていたラッセル・ジョンソンさんが亡くなった。89歳だった。
People.comなどによると死因は腎不全で、ワシントン州の自宅で妻コンスタンスさんと娘キムさんに見守られて息を引き取ったという。
「今朝(現地時間1月16日)5時21分に自宅で寝ながら安らかに亡くなりました。夫は自宅にいたいという望みをかなえた勇気ある人でした」とコンスタンスさんはABCニュースにコメントしている。
ラッセルさんのエージェントによると、クリスマス休暇前にはサイン会に出席するなどしており、元気だったとのこと。同ドラマで共演したメアリー・アン役のドーン・ウェルズはFacebookにギリガン役のボブ・デンヴァーとラッセルさんとの写真をアップし、「この世で一番好きだった2人がいなくなってしまった。今朝、教授が亡くなったの。心が引き裂かれたわ」と書いている。
ラッセルさんは映画『最後の酋長』『宇宙水爆戦』『マッカーサー』などに出演。テレビドラマでは「ギリガン君SOS」のテレビ映画や特番に数多く出演していたほか、テレビドラマ「ダラス」「アルフ」などに出演したことがある。(澤田理沙)