『月に囚われた男』のサム・ロックウェル、新人監督作品で、脱獄囚の役へ
映画『月に囚われた男』や『アイアンマン2』のサム・ロックウェルが、新人監督ロベルト・ベンティヴェーニャが自らの脚本を映画化する新作『ザ・イール(原題) / The Eel』に出演することになったとDeadline.comが報じた。
本作は、作品を売り込みたい脚本家と、企画を探している製作者たちが出会う目的で作られた脚本サイト、The Black Listにて、2012年、600以上の製作会社やプロデューサーたちの投票により、最も興味深い脚本リストにランクインした作品。
ロックウェル演じる脱獄囚が、汚職警官が企てた、石油による財産を相続した女性の誘拐事件に巻き込まれていくというストーリー。
映画『ファミリー・ツリー』の脚本を手掛けた、ナット・ファクソンとジム・ラッシュらが本作のプロデュースに関わる。ロックウェルは、ファクソンとラッシュがメガホンを取り、昨年のサンダンス映画祭で話題となった映画『ザ・ウェイ・ウェイ・バック(原題) / The Way Way Back』にも出演しており、今回『ザ・イール(原題)』で再タッグを組む運びとなった。
ロックウェルは、映画『ラブ・トライアングル』(日本劇場未公開)のリン・シェルトン監督の新作で、クロエ・グレース・モレッツ、キーラ・ナイトレイと共演の映画『ラギーズ(原題) / Laggies』が、現在開催中のサンダンス映画祭で上映。また、来年2月に全米公開が予定されている映画『ポルターガイスト』のリメイクに出演している。(鯨岡孝子)