マイケル・J・フォックス13年ぶりのドラマ主演復帰作、日本放送決定!
俳優マイケル・J・フォックス約13年ぶりのドラマ主演復帰作「マイケル・J・フォックス・ショウ」の日本放送が決定した。27日、都内で行われた海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」ラインナップ発表会で明らかになった。
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2000年にパーキンソン病の治療のためにドラマ「スピン・シティ」を降板して以来、俳優業をセーブしていたマイケル。映画『スチュアート・リトル』の声優など、無理のない程度に俳優業は続けていたが、そんな時に、マイケルの自伝を読んだ本作のクリエイターで監督のウィル・グラックが「自伝を下敷きにしたドラマが作れないか」とマイケルに打診。放送局であるNBCのバックアップを受けて、およそ13年ぶりのドラマ主演復帰が実現した。
昨年9月26日から全米で放送され、大きな話題を集めた本作は、パーキンソン病を患い、職場を離れていたテレビキャスターが悩みながらも復帰を決意するというコメディードラマ。この日の発表会には、本ドラマで、マイケルの日本語吹き替えを担当する宮川一朗太も出席し、「マイケルの吹き替えは30年近く前の(ドラマ)『ファミリー・タイズ』からやらせてもらっていますが、(マイケルの復帰は)おそらく僕が日本中で一番うれしかったかもしれない」とマイケルの復帰を歓迎する。
13年ぶりの主演については「最初はこのブランクはどうなんだろうと思っていたんですけど、人を笑わせて魅了させる才能が、まったく衰えていないことが驚きでした」と目を丸くする宮川。「さらにもっと驚いたのが、病気であることを隠さずに、ありのままの姿を見せていること。確かに歩き方は病気を患った方の歩き方なんですが、病気と闘う自分の姿を見せることで、同じ病気に苦しむ人の力になれればと考えているのかなと思いました」と付け加えた。
また、本作では映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで名コンビを組んだクリストファー・ロイドのゲスト出演も予定されている。宮川も「ドクとのエピソードはまだ収録していないので、どんな内容なのかわからないのですが、本当に楽しみですね」とワクワクが止まらない様子だった。(取材・文:壬生智裕)
「マイケル・J・フォックス・ショウ」は4月より海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」 にて放送予定