杏が女性版「半沢直樹」に!池井戸潤原作ドラマで主演
テレビドラマ「半沢直樹」の原作者・池井戸潤の小説の中で唯一の女性主人公である花咲舞の物語が、女優の杏主演で連続ドラマ化され、4月より日本テレビ系で放送されることが決まった。NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」での好演も光る杏が、銀行を舞台にした“女性版・半沢直樹”ともいうべきスーパーヒロイン役に挑む。
ドラマ「花咲舞が黙っていない(仮)」は、池井戸の「不祥事」「銀行総務特命」(講談社文庫刊)を原作にした作品。トラブルを抱える支店に赴いて指導をする“臨店”の職務に若くして抜てきされた花咲舞が、銀行内の上下関係や派閥、ゆがんだモラルなどモノともせずに、一見凸凹ながら名コンビとなる落ちこぼれのベテラン行員・相馬健と共に、毎回臨店先で巻き起こる事件や不祥事を見事なまでに解決していくさまを描く。
杏は花咲舞という役柄について「ごく普通の銀行員なのですが、自分や相手の肩書きや立場を気にせず、みんなが言いたくても言えないことをズバっと遠慮なく言える、正義感を持った強い女性です」とコメント。「男女問わず働いている皆さま、そして家庭でも、日々、言いたくても言えないことがたくさんあると思いますが、わたしの演じる花咲舞が、正しいと思ったことを、頑張ってぶつけてみます。ドラマを見ていただいて、みなさまの生活の活力になるように頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。
原作の池井戸もそんな杏の姿に「杏さんの花咲舞を、とても楽しみにしています。見て楽しく、痛快で、勇気をもらえるドラマになるといいですね」と期待を寄せている。どんな新たなスーパーヒロインが誕生するのかに加え、今後発表される相馬健のキャスティングにも注目したい。(編集部・市川遥)
ドラマ「花咲舞が黙っていない(仮)」は日本テレビ系で4月より放送開始 毎週水曜午後10時~