『ダークナイト』ノーラン監督の最新SF、12月に日本公開決定!謎が謎を呼ぶ映像が解禁
映画『ダークナイト』『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督の最新作『インターステラー』が、12月12日より日本で公開されることが決定した。「新たに発見された宇宙のワームホールを利用し、惑星間を旅する人類の限界を超越した冒険を追っていく」という以外の全てが謎のベールに包まれたビッグプロジェクトだ。
同作は『ダークナイト ライジング』で『ダークナイト』3部作を完結させたノーランの2年ぶりの監督作にして、ノーランの原案と実弟ジョナサン・ノーランの既存の脚本を融合させたプロットを基にしたSF大作だ。重力理論、ブラックホール、宇宙論の研究者である物理学者のキップ・ソーンがコンサルタントと製作総指揮を務めていることも話題を集めている。
撮影は昨年8月13日にカナダのアルバータ州で開始されたものの、ノーランはパパラッチを含む全ての報道陣をシャットアウト。現在も完璧な秘密主義の下、制作が進められているという。このたび公開された特報映像もこれまでに人類が成し遂げた“不可能を可能にする偉業”の映像でほとんどが構成されており、本作の映像はわずか。飛び立つロケットを見上げる人々と、「失敗の許されない、人類最大の挑戦が始まる」という意味深な言葉で締めくくられているのみだ。
詳細が一切明かされていないにもかかわらず、全世界から注目されているのはこれまでの作品で確立された“ノーラン・ブランド”のおかげ。出演者にも『ダラス・バイヤーズクラブ』のマシュー・マコノヒーを筆頭に、『レ・ミゼラブル』のアン・ハサウェイ、『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャスティン、エレン・バースティン、マイケル・ケインなどそうそうたる面々が並んでいる。(編集部・福田麗)
映画『インターステラー』は12月12日より全国公開