『攻殻機動隊』のハリウッド実写化が本格始動!ついに監督が決定
士郎正宗原作・押井守監督のアニメーション映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』のハリウッド実写リメイク企画が本格始動した。Deadlineによると、映画『スノーホワイト』のルパート・サンダーズが監督に就任したという。
『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』は1995年に発表されたSFアニメーション映画。近未来を舞台に、公安9課に所属する主人公・草薙素子と国際手配中のハッカー・人形遣いをめぐる数奇な運命が描かれる。国内のみならず海外でも絶大な人気を誇っており、日本アニメブームの火付け役ともいわれているほか、後にシリーズ化もされている。
サンダース監督は『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートとシャーリーズ・セロンが共演した2012年の『スノーホワイト』で長編映画デビュー。同作はアカデミー賞に衣装デザイン賞・視覚効果賞の2部門でノミネートされるなど高い評価を得た。
実写リメイクの権利は、数年前にスティーヴン・スピルバーグ率いる映画会社のドリームワークスが獲得。プロデュースを『スパイダーマン』シリーズのアヴィ・アラッド、『アイアンマン』のアリ・アラッド、『ゴーストライダー』のスティーヴン・ポールが務め、『ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男』のウィリアム・ウィーラーが脚本を手掛けることが発表されていたが、その後、目立った動きはなかった。
このたび監督が決まったことで、今後は製作が本格的に始動していく見込み。国内外に多くのファンを持つ作品だけに、サンダース監督の肩に掛かる期待も大きい。(編集部・福田麗)