しょこたん、映画を語り・描き・演じる!美麗イラストにコスプレ満載の映画本!-映画秘宝
タレントの中川翔子が、イラストと文章で愛する映画を振り返る映画本「しょこたんの秘宝遊戯 ~映画貪欲大全~」が24日に発売された。本人のトークとイラスト、そしてコスプレグラビアによって、中川の愛する作品と映画人たちの魅力と思い出が表現されている。
同書は、映画専門雑誌「映画秘宝」において2006年から掲載されている連載を一冊にまとめたもの。アニメやゲーム、漫画をこよなく愛することで知られ、カンフーやホラー映画に対して膨大な知識を持つ中川が、ブルース・リーとジャッキー・チェン映画を中心に、総数79本の映画を語り尽くす。
バラエティー番組などで度々披露している絵の才能もフルに発揮し、各作品ごとにタッチを変化させた直筆イラストも掲載。名画だけでなく、『死霊のはらわた』『悪魔のいけにえ』といったホラー映画も数多く紹介されており、飛び散る内臓までしっかりと描かれた血みどろの画風がいかにも中川らしい。
さらに映画秘宝誌面で披露したコスプレグラビアも満載。コスチュームの種類はセクシーなビキニから刀を手にした着物姿、トラックスーツなどさまざま。もちろんどれもが映画や映画人のコスプレになっており、映画ファンにとっては、どの衣装がどの作品のものなのかを当てるのも楽しそうだ。
トークで語られるのは映画の魅力だけではない。例えば映画『ジュラシック・パーク』の回で中川は、作品の魅力と共に、公開当時の1993年を振り返り「当時の私は『REX 恐竜物語』派だったんですよ!(笑)」とコメント。中川が自身の人生の一端を明かしながら、まさに映画を語り、描き、演じてみせる、これ以上ない映画への愛を表現した一冊となっている。(編集部・入倉功一)
「しょこたんの秘宝遊戯 ~映画貪欲大全~」は発売中 税込み価格1,890円 洋泉社刊