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アンソニー・ホプキンス、生涯俳優宣言!76歳の名優が語る俳優業への愛

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俳優業の楽しみを語ったアンソニー・ホプキンス(右) - 左はクリス・ヘムズワース
俳優業の楽しみを語ったアンソニー・ホプキンス(右) - 左はクリス・ヘムズワース - (C) 2014 MVLFFLLC. TM & (C) 2014 Marvel. All Rights Reserved.

 映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のアンソニー・ホプキンスが、生涯俳優であることを宣言した。1960年代から俳優として舞台に立っているアンソニーは、現在76歳。映画俳優としてのキャリアは45年を超えた。それでも「演技は大好きだ。ある俳優と映画で共演して、その後に別の映画で神様を演じるなんて、面白いよ。すごく楽しい」と声を弾ませて、俳優の醍醐味(だいごみ)を語った。

映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』フォトギャラリー

 日本ではアカデミー賞主演男優賞を受賞した『羊たちの沈黙』で演じたレクター博士の印象が強いアンソニーだが、本作のようなコミック原作のハリウッド大作にも出演すれば、一方で『日の名残り』のような文芸作品にも出演している。そのことについて、アンソニーは「『なぜこの役にひかれたのですか?』と聞かれるけど、僕の答えはいつも『オファーをくれたから』だよ。そう答えると必ず『でも、何か理由があって受けたのですよね?』と突っ込まれるけれど、それに対しての答えも決まっている。『他の人が誰もやらないというから、僕がやることにしたのさ』だ」と笑う。

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 かつては監督にも挑戦したことがあるが、今は俳優一筋。「もう嫌だなあ。だって監督は大変だったからね。誰よりも先に現場に入って、誰よりも長くいる。さらに脚本についての話し合いなんかもある。そんなのはやっていられないよ」と生涯俳優であることを宣言した。

 そんなアンソニーが最近導入したというのが、“12時間ルール”。「エージェントが、『朝、ホテルを出てから12時間後にはホテルに戻っているべきだ』と言うんだ。『それじゃスタッフが大変じゃないか?』と言っても、『それは君が気にすることじゃない』ってね。昔はハンフリー・ボガートも似たようなルールを持っていたらしい。『殴られる男』の撮影では5時になるとさっさと帰ったんだとか……当時、彼はもう年を取っていたからね。まあ、僕も同じように年を取ったということだよ」と冗談なのか、本気なのか、笑みを絶やさぬアンソニーだった。

 だがアンソニーによると、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の撮影は、ブルース・ウィリスらと共演した『REDリターンズ』と並行して行われたという。「午前中はブルース・ウィリスと撮影をして、午後になったら『ソー』のほうに行くなんていう日もあった」といい、その直前にはアイルランドでラッセル・クロウと共演した映画『ノア 約束の舟』のロケに参加していたとのこと。70代になっても精力的に活動できる秘けつを尋ねると、「うーん、運動をすることと、食べ過ぎないことかな。砂糖を控えめにすることも大事だね。だから、クッキーを食べ過ぎたらいけないよ」と好々爺(や)そのものの表情で語った。(編集部・福田麗)

映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は2月1日より全国公開

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