向井理&片桐はいり、まさかの姉弟役で映画初共演!
向井理と片桐はいりが今秋公開の映画『小野寺の弟・小野寺の姉』で、“一見似ていないけれど、どこか似ている”姉弟を演じることが明らかになった。本作で初のメガホンを取るのは、『怪物くん』『妖怪人間ベム』シリーズなど数々のヒット作を生み出してきた脚本家・西田征史。向井と片桐は、西田が作・演出を手掛けたNHKドラマ「ママさんバレーでつかまえて」(2008)などでも共演しているが、映画ではこれが初共演となる。
本作は、西田監督が著した同名小説を原作に、早くに両親を亡くしてからずっと二人きりで暮らしている姉弟・小野寺より子と小野寺進の姿を描いた作品。程よい距離を保ちながら暮らしていた二人だったが、間違って届いた1通の手紙をきっかけに、それぞれの恋と人生が動き始める。昨年7月には映画と同じく向井と片桐主演で、西田監督のオリジナル脚本による舞台版も上演された。
西田監督が初脚本&出演を果たした映画『ガチ☆ボーイ』(2007)にも出演していた向井は、「(同作の)撮影中には二人で同部屋だったこともあります。今回、初監督作に出演させていただいたのですが、とても初監督とは思えないですね。すごく堂々としていらっしゃって、やりやすいですし安心です」と監督を絶賛。姉役の片桐については「普段からはいりさんとは、とにかく自然にいられますね。普通に姉ちゃんといる感じなんです」と印象を明かした。
一方、片桐も「より子は(「サザエさん」の)カツオに対するサザエのようなお姉さんなんです。姉がボケ、弟がツッコミ、でも姉が引っ張っている。そんな雰囲気は、普段の向井さんとの距離感とも近い気がします。なんだか本当の弟みたいな気持ちになっていて、お会いしていないときはちゃんとご飯食べているのかなって気持ちになります」とすっかり向井の姉に成り切っているようだ。(編集部・中山雄一朗)
映画『小野寺の弟・小野寺の姉』は2014年秋、新宿ピカデリーほか全国公開