『永遠の0』が勢い止まらずV6!『アイマス』劇場版は5位初登場!
映画週末興行成績
興行通信社が27日に発表した全国映画動員ランキングでは、映画『永遠の0』が6週連続で1位を獲得、同作主演の岡田准一が所属するグループ名同様の「V6」を達成した。
同作の6週目の土日2日間成績は、動員28万6,452人、興行収入3億7,486万4,900円と、前週に比べても落ちの少ない成績をキープ。累計は動員483万3,562人、興収59億6,177万2,950円となった。公開3週目の『トリック劇場版 ラストステージ』は2位をキープ。累計動員は94万4,951人、累計興収は12億2,638万9,700円となった。
第143回直木賞を受賞した中島京子の同名小説を、名匠・山田洋次監督が映画化した『小さいおうち』は3位に初登場。全国315スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員11万2,823人、興収1億2,281万1,700円を記録した。『獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦!さらば永遠の友よ』はワンランクダウンで4位。
アイドル育成ゲームをアニメ化した「THE IDOLM@STER アイドルマスター」の劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』は5位に初登場。全国39スクリーンの小規模公開ながら、土日2日間で動員8万1,262人、興収1億4,987万6,900円。興収で集計したランキングでは3位につけている。同規模館数の公開作品と比べると、最終興行収入5億円を突破した『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語』(公開土日興収1億3,900万円 / 43スクリーン)、『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's』(公開土日興収1億2,300万円 / 50スクリーン)を超える大ヒットとなった。
公開2週目の『黒執事』は6位。公開7週目の『ゼロ・グラビティ』は7位で累計動員は177万7,297人、累計興収は28億2,596万700円となった。公開3週目の『ジャッジ!』は8位。同じく公開3週目の『大脱出』は9位。公開8週目の『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』は10位で、累計動員は346万3,208人、累計興収は40億8,985万2,500円を記録した。そして西島秀俊主演のサスペンスアクション『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』が初登場で11位となった。
今週末は『抱きしめたい -真実の物語-』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』『僕は友達が少ない』『アメリカン・ハッスル』『ザ・イースト』『アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー』『メイジーの瞳』『KILLERS/キラーズ』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)