北乃きい、アイドルになりたい!密かな願望を告白
女優の北乃きいが1日、新宿バルト9で行われた映画『僕は友達が少ない』初日舞台あいさつに登壇し、「バーチャルな世界でアイドルになってウインクをしてみたい」と密かな願望を明かした。この日は他に瀬戸康史、大谷澪、高月彩良、久保田紗友、山田萌々香、主題歌を担当するケラケラ、及川拓郎監督が出席した。
平坂読の同名ライトノベルを原案にした本作。舞台あいさつに登壇した瀬戸は「僕自身、本当に友達が少ないんですよ。それはここにいる全員なんですが、この微妙な距離感は友達が少ないからこそ出せたと思うし、この作品で救われた一人なんです」と明かした。
一方の北乃は「初日を迎えることができて、ファンの皆さまに感謝しています。昨年の5月に撮影をして、今日という日があっという間に感じたというか。ずっと宣伝などで『はがない』(本作の通称)に関わってきたので、他の作品に入っていても、ずっとこの作品が心にありました。今日は公開できてうれしく思っています」と笑顔を見せた。
また、バーチャル世界でギャルゲーをリアルに体験できるゲームが本作に登場することから、「バーチャルでやりたいことは?」という質問も飛び出したが、しばし考えた後に北乃が出した答えは「アイドルになってみたい。今、はやっているから」というものだった。「カメラ目線でウインクしてみたい。わたしはそういうのからかけ離れているから」と明かす北乃に対し、「きいちゃんならできるよ!」とはやし立てる出演者たち。しかし北乃は終始、「いやいや、できない。あくまでバーチャルでやりたいことですから」と照れることしきりだった。
また、まもなくバレンタインデーということで、この日は女性キャスト陣から瀬戸に「友チョコ」をプレゼント。そしてバレンタインデーの思い出について聞かれた北乃は「小5のときに、学校の校舎の裏で、6年生の先輩にチョコを渡したんですが、子どもだったんで、そのチョコをその人の(実家が経営していた)商店で買っちゃって。今考えるとよくなかったなと思いますけど」と笑いながら振り返った。(取材・文:壬生智裕)
映画『僕は友達が少ない』は全国公開中(台湾での上映も決定)