アニメ作家アーサー・ランキン・Jrさんが死去 日米合作アニメを多く手掛ける
アニメーション作家のアーサー・ランキン・Jrさんが現地時間1月30日、バミューダ諸島にある自宅で死去した。89歳。The Royal Gazetteが伝えた。
アーサーさんは1924年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。1960年代初頭にジュールス・バスと制作会社ビデオクラフト・インターナショナル(現ランキン・バス・プロダクション)を設立。以降、監督・プロデューサーとして多くのアニメ作品を手掛けた。
1960年代から日米合作アニメーションにも関わっており、『ルドルフ 赤鼻のトナカイ』『ホビットの冒険』などの人形アニメーション作品を製作。中でも1964年の『ルドルフ 赤鼻のトナカイ』は高い人気を誇っており、1977年にはアーサーさんが監督を務めた続編『赤鼻のトナカイ ルドルフ物語』が公開された。(編集部・福田麗)