『ダークナイト』原案＆脚本のデヴィッド・S・ゴイヤー、新作SFスリラーで監督復帰！
映画『ダークナイト』『マン・オブ・スティール』などで原案、脚本を手掛けたデヴィッド・S・ゴイヤーが、新作SFスリラー『ザ・ブリーチ（原題） / The Breach』で監督を務めることになった。The Hollywood Reporterが報じている。
本作は、映画『ソルト』、『サイド・エフェクト』などを製作したロレンツォ・ディボナヴェンチュラが、ライオンズゲイトの下で手掛ける予定の作品。2009年に出版されたパトリック・リーの同名小説を映画化することになっている。脚本はジャスティン・ローデスが執筆し、このたび新たにデヴィッド・S・ゴイヤーがメガホンを取ることになったようだ。
そのストーリーは、恋人を殺した男と両親に復讐（ふくしゅう）し服役していた元刑事が、出所後にアラスカの荒野で墜落した飛行機を発見したことから、さまざまな複雑な出来事に巻き込まれていくというスリラー作品。今作は、シリーズ3部作の第1作。第2作に「ゴースト・カントリー（原題） / Ghost Country」、第3作に「ディープ・スカイ（原題） / Deep Sky」があり、第1作の成功次第で、第2部、第3部の製作を進めていく可能性があると思われる。
デヴィッド・S・ゴイヤーは、これまでに脚本家としてだけでなく、映画『臨死』『アンボーン』（共に日本劇場未公開）などでも監督に挑戦していた。（細木信宏/Nobuhiro Hosoki）